行政書士の難易度
行政書士の難易度を知りたい!
まず初めに、行政書士の試験のデータをご覧ください。
【行政書士試験のデータ】
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成17年度 |
74,762 |
1,961 |
2.62% |
平成18年度 |
70,713 |
3,385 |
4.79% |
平成19年度 |
65,157 |
5,631 |
8.64% |
平成20年度 |
63,907 |
4,133 |
6.47% |
平成21年度 |
67,348 |
6,095 |
9.05% |
行政書士の試験は、毎年6~7万人の受験者が試験を受ける人気資格のひとつです。上のデータが示すとおり、ここ数年来合格率が10%を越えている年はありません。10人受けて合格者が1人にも満たないのが行政書士の試験です。
試験の結果だけを見ますと、行政書士の試験は難易度の高い試験に
おもわれるかもしれません。
しかしこれから行政書士を目指すみなさんには、
このこと(試験のデータ)にはあまりとらわれずに前進してほしいと思います。
私の予測ですが、テレビドラマの影響などもあり、これからしばらく行政書士の受験者数はもっと跳ね上がり、そのため合格率はさらに低迷することになると思います。
しかし合格率は、行政書士の試験の難易度を測る物差しにはなりません。
行政書士の試験会場には多様な人たちが集まっています。行政書士の試験は
「年齢、学歴、国籍等に関係なく、だれでも受験することができる」からです。
なかには弁護士になるのを断念して行政書士に鞍替えした、
法律にはべらぼう詳しいという受験生も若干は混じっているでしょう。
しかし反対に行政書士の仕事の表面的な恰好良さに憧れて、
そんなにはしっかり勉強しないまま試験を受けている人も少なくないはずです。
なぜなら行政書士の試験は、得点が満点の60%以上
(年度により若干の調整があります。また法令科目と一般知識科目のそれぞれに足切り点があります)を取れていれば合格できる試験だからです。
高校や大学の受験のように、ライバルのことを意識することはないのです。
競争相手として意識を向けるべきは、受験者の論理的な思考能力を問う、
広範な試験科目、ただそれだけなのです。
行政書士の試験範囲は、法令科目だけでも、憲法、行政法、(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法)、
民法、商法、基礎法学と非常に広範です。
しっかりと試験対策をしていかないとまず対応できないと思います。
「行政書士の合格にはきっちり1年間の学習が必要」という意見は正しいです。
それを乗り越えられる人なら、会場のライバル(合格率)のことは
気にする必要はないのです。